ブラジルアマゾン・パラー州政府観光局
 
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地元のビールを飲む

 ブラジルのアルコールといえばピンガ/カシャッサが有名ですが、パラーのビールもどうぞ。町のあちらこちらのバルやレストランで飲むことができます。
 またエスタサン・ダス・ドッカス
内には小さなビール製造所がありここでできたての生ビールを飲むことができます


アマゾン料理

 パラーには独特の料理が多くあります。熱帯気候で健康に暮らす秘訣が料理に見出せるかもしれません。地元料理では、トゥクピージャンブーファリーニャ・ダグアピメンタ・デ・シェイロなどの独特の材料がしばしばつかわれます。またトロピカルフルーツも多くの種類がありますのでぜひご賞味ください。

 パト・ノ・トゥクピー (アヒルのトルクピー煮しびれ草入り)

 アヒルを焼いて小さくきったものをトゥクピーという黄色いスープにいれ、茹でたジャンブーというしびれ草といっしょに煮込みます。食べるときにお好みでファリーニャ(マンジョッカの黄色い粉)や、ピメンタ・デ・シェイロという黄色い辛み液をかけて食べます。しびれ草が口のなかでじわじわと効いてくるのが、慣れると癖になります。アヒルの代わりに鶏肉を使ったものもあります。

 ピラルクー

 ブラジルで最大の鱗のある魚で、重さ80キロ、長さ2.5mにも達します。釣り針と銛で釣ります。ピラルクーとはインディオのトゥピ語で赤い魚という意味で、その名のとおり赤味がかっています。肉は美味で、塩漬けを乾燥させたものを戻して、あるいは生のまま料理します。乾燥ピラルクーを塩抜きして焼いたグリル、ココナッツミルクまたはパラー特産のカスターニャ・ド・パラーの油で煮込んだものなどさまざまな料理があります。

 魚の煮込み (ペイシャーダ/カウデイラーダ)

 ペイシャーダもカウデイラーダも魚の煮込み料理です。新鮮なフィリョッチ(なまずの一種)やトゥクナレ(バス)などの魚が使われます。カウデイラーダはオリーブオイルやオリーブ、たまねぎやじゃがいも、にんじん、ゆでたまごなどを魚の頭からだしをとったスープといっしょに煮ます。このスープをファリーニャに混ぜてつくったピラゥンというお粥のようなもの、または乾燥したファリーニャがつけあわせとしてでます。お好みでピメンタ・デ・シェイロをかけてどうぞ。

 マニソバ

 マニソバを料理するには一週間かかります。マニーバ(マンジョッカ)の葉を挽いて粉にし、毒素をなくすため4〜7日間煮込みます。そのあとに、フェイジョアーダにも使われる牛や豚の肉や内臓などをいっしょに煮込みます。白いご飯にかけてたべます。お好みでファリーニャ、ピメンタ・デ・シェイロかけます。

 

 バタパー/カルルー

 バタパーは、乾燥のむきえびをたまねぎ、トマト、ねぎ、やし油で炒め、そのあとにココナッツミルク、米の粉または小麦粉、またはとうもろこしのでんぷん粉、またはパンでこくをつけます。飾りに茹でたジャンブー(しびれ草)やえびをのせることもあります。白いご飯に黄色いバタパーをかけてたべます。カルルーもバタパーと似ていますが、カルルーはマンジョッカのファリーニャでつくります。またオクラをたくさん入れるのもカルルーの特徴です。

 タムアター・ノ・トゥクピー

 タムアターはアマゾンの黄土色の水にすむ独特の魚です。全身を硬い鱗で覆われています。塩とレモン、その他香草で味付けし、トゥクピーで煮込みます。

 泥がに(カランゲージョ)

 マングローブの泥のなかに住む泥ガニはベレンの名物です。カランゲージョ・トキトキは、泥ガニを丸ごとゆでたもので、まな板と木槌のセットで殻をトキトキとたたいて身を食べます。カスキーニョ・デ・カランゲージョ(カニの甲羅づめ)はゆでた泥ガニの肉に味付けし、甲羅につめ、ファリーニャを乗せたものです。ウーニャ・デ・カランゲージョ(カニの爪)はカニのハサミの部分とその肉を味付けしてころもをつけて油で揚げたもの。ピメンタ・デ・シェイロまたはヴィナグレッチをつけてたべます。

 タカカー

 タカカーは食事というほどのものではなく、一種の飲みものあるいはスープで、路上のタカカーの屋台で飲むものです。ベレンでは夕方になるとあちらこちらの街角にタカカーの屋台が現れます。注文をするとその場でクイアという木の実でできたお椀にトゥクピー、ゴマ(タピオカを煮て作った透明のジェル状のもの)、ジャンブー(しびれ草)、干しえびを入れてつくってくれます。好みでピメンタ・デ・シェイロを入れます。

 

代表的な材料

 トゥクピー

 トゥクピーというのは黄色い液体でマンジョッカの根から抽出したものです。その方法は地元のインディオのやりかたを踏襲しています。生の液体は毒を含んでいるので、事前に時間をかけて煮込んでおきます。トゥクピーをつかうと料理に独特の味がでます。タカカー、アヒル料理、子豚料理、魚料理、えび料理などにつかわれます。


 ジャンブー(しびれ草)

 背の低い草で、パラー料理、とくにタカカーパト・ノ・トゥクピーには欠かせない材料です。葉を噛むと唇に軽い痺れがおこり、おそらくそれが癖になるのでしょう。料理に利用する前には塩を少量入れてかるく湯がきます。

 

 ファリーニャ・ダグア

 マンジョッカから作られたファリーニャにはタピオカ、スルイー、セッカなどたくさんの種類がありますが、パラーではこの黄色く粒の細かいファリーニャ・ダグアがもっとも一的です。パラー料理に欠かせないのはもちろん、ほかの料理にもこのファリーニャをかけて食べます。

 

 ピメンタ・デ・シェイロ

 各種あるアマゾンの植物のなかでもこのピメンタ・デ・シェイロはパラー州を代表すると言ってもいい植物です。黄色く丸みのある実は芳香をはなち、食欲をかき立てます。トゥクピーに入れて、オリーブオイルに入れて、酢に入れて、から味液をつくります。ほんの少量からためしましょう。非常に辛いので実を丸ごと食べるのは危険です。


 

アマゾンのフルーツや木の実のいろいろ

 アマゾンには木の種類が多いので、木の実にもさまざまな種類のものがあります。これらの果物や木の実でつくったお菓子も数おおくあり、楽しめます。

 

 

 アサイ (Açaí)

 街なかにはあちらこちらに「ACAI」とかいた看板が立っています。アサイとは椰子の一種です。高さが30メートルほどにも伸びる椰子に深紫色の実がなります。この実からジュースを搾り出した飲み物もアサイとよばれます。よく冷やしてあるいは氷を入れて、砂糖とタピオカまたは黄色いファリーニャ・ダグアをかけて食べます。アイスクリームやリキュール、ムースにしても美味です。栄養があり、活力になります。

 バッカーバ (Bacaba)

 バッカーバという椰子の一種です。実は房状になり種がたくさんあります。アサイと同様の方法で液を採集し、アサイと同様によく冷やして砂糖とタピオカまたはファリーニャ・ダグアをかけて飲みます。アサイほど一般的ではありませんがアイスクリームにしても食べます。

 クプアスー (Cupuaçu)

 円筒状の実で長さが約20cm、直径が13cmにもなります。茶色い硬い殻に覆われています。中には50個程度の種がありその周りについている白い果肉はあまずっぱく、クプアスー独特のおいしい香りをはなちます。「クプアスーワイン」と呼ばれているジュース、アイスクリーム、チョコレート、ジャム、タルトなどさまざまなデザートにもつかわれます。


 カスターニャ・ド・パラー (Castanha-do-Pará)

 パラー州の主要な輸出品であり外国ではブラジリアンナッツとして知られています。木は高さ50m、幹は直径4mになるものもあります。直径十数センチの実は高い木からの落下にも耐えられるように非常に硬い殻におおわれ、重さは700〜1500グラムになります。殻の中には11〜21個の実が入っています。アイスクリームや菓子などにもよく使われます。特徴のある香りがくせになります。

 バクリー (Bacuri)

 黄色い殻に包まれた実で、殻の中には白い果肉に包まれた種が2〜3個はいっています。白い果肉の部分を食べます。個性的な芳香をはなち、あまずっぱい味がします。アイスクリーム、リキュール、ジャム、ケーキ、ムースなどさまざまなデザートに形を変えます。



 ププーニャ (Pupunha)

 ププーニャは椰子の木の一種になる実で、木によって実の色が赤、黄、緑といろいろあります。実は球状でへたのある部分が平らになっています。ひとつが直径約3cmの大きさです。生では食べず、塩ゆでします。皮をむいてそのまま、あるいはサトウキビの蜜またはバターをつけて食べます。コーヒーや紅茶のお供にどうぞ。


 ムルシー (Murucí)

 実は球状で直径1.5cmくらいの小さな実です。黄色い皮は薄く、黄色い実の中に種があります。その香りは他のどの果物とも比較できないよい香りで、ムルシーの特徴となっています。ジュースやアイスクリーム、その他各種のお菓子となって供されます。

 

 ピキアー (Piquiá)

 オレンジと同じくらいの大きさの実です。肉厚の殻はグレーがかった茶色で、実は黄色く4つぶにわかれています。中の種も食べることができます。

 

 

 タッペレバー (Tapereb)

 円筒状の実で先端はまるくなっています。小さいスモモ程度の大きさです。実は濃い黄色で香りが良く酸味が強いです。実のほとんどが種で、果肉は3ミリくらいしかありません。おおくの場合、甘くしてジュースやリキュール、アイスクリームとして口に入ります。

 

 トゥクマー (Tucumã)

 椰子の木の一種、トゥクマーの木の実です。この木はたまご型の実を数多くつけます。皮は黄緑色で果肉は繊維質で黄色く種があります。

 パラー州にはこの他にも、ウシ、ウマリ、バクリ・パリなどがあります。また熱帯地域に広く見られるマンゴー、ブリチー、ジェニパポ、インガー、グラヴィオーラ、アメイシャ、タッペレバ、グアバ、パンの実、タマリンド、サポジラ、スターフルーツ、マリマリ、パイナップル、ビリバーなどもあります。