ブラジルアマゾン・パラー州政府観光局
 
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  西部(タパジョス方面)
 
 

 この地域の中心はパラー州第二の都市サンタレンです。州都ベレンから直線距離で約800キロ。飛行機で約1時間20分。船ではアマゾン川をさかのぼること約4日。アマゾン川の支流であるタパジョス川がアマゾン川に合流する地点に位置します。緑色のタパジョス川と黄土色のアマゾン川のコントラストがみどころです。ベレンとは1時間の時差があります。
 サンタレン郊外アルテール・ド・ションは緑色の川と白い砂浜で人気です。米国フォード社のゴム園として栄えたベルテーラタパジョス国立森林公園などみどころもたくさんあります。
  毎年9月にはアルテール・ド・ションでパラー州第二の盛大な祭り、サイレーが催され小さな村が大いににぎわいます。アマゾーナス州に近いジュルチーでも民族色ゆたかな祭り、その名も部族祭り」が毎年7月の最終週末に行なわれます。

  タパジョス地方には約8000年以上前に非常に発達した文明があったとされています。それは人間や動物を形どった手の込んだ陶器にあらわれています。また自然の草木でつくったみやげ物品もタパジョスの名産品となっています。
 アマゾン川沿いの町モンテ・アレグレは自然と文明の謎を秘めた場所です。


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サンタレン

 州都ベレンから直線距離で約800キロ。飛行機で約1時間20分。船では約4日。アマゾン川の支流であるタパジョス川がアマゾン川に合流する地点に位置する人口25万人弱のパラー州第2の都市です。アマゾンの川幅は場所によって大きく変わりますが、このサンタレンでは50キロにもなります。ちなみにいちばん狭いところはオビドスで、わずか1.9キロしかありません。

 サンタレンの町からは、緑色のタパジョス川が黄土色のアマゾン川に合流する地点がよくみえます。また川のイルカ(ポルトガル語ではボート)にもしばしばお目にかかれます。ピンク色のイルカはグレーのイルカにくらべて見るのがむずかしいでしょう。丘の上の展望広場(Mirante)からは川の合流がよく見えます。昔は要塞だったところで、1963年に建設が開始され、最後に修復されたのは1867年に皇帝から大砲が6台送られたときです。この大砲は一見の価値ありです。

 川沿いには遊歩道が続き船着場や市場などが並んでます。町の中心の広場、ロドリゲス・ドス・サントス広場(Praça Rodrigues dos Santos) にはハンモックを売る屋台などが軒を連ねています。サンタレンの町はここから始まり、1661年に建設されたノッサ・セニョーラ・ダ・コンセイサン教会(Igreja Nossa Senhora da Conceição)もここにあります。1948年に建設された市制100周年公園(Praça do Centenário)は住宅地のなかにありきれいに整備されています。

 ジョアンフォーナ文化センター(Centro Cultural João Fona)の建物は19世紀中ごろに建てられ裁判所や市役所など様々な用途に利用されてきましたが今は博物館になっています。サンタレンの美術を見ることができます。ジッカ・フラザン博物館(Museu Dica Frazão)は1999年の設立で、ジッカ・フラザン氏手作りの工芸品を展示しています。

アルテール・ド・ション

 サンタレン市内からは35キロ。陸路車で40分、船で2時間の距離。8月から11月の時期にはタパジョス川岸に美しい白い砂浜があらわれます。ここの川はタパジョス川で、水は緑がかった透明です。沖には中州があらわれると、手こぎの渡し舟で数分でわたれます。中洲には飲み物や食べ物をだす屋台が数件でます。陸側の砂浜も白くて美しいです。村には数件の宿泊施設、飲食店、みやげ物店などがあります。

 みどり湖(Lago Verde)またはムイラキタン湖(Lago Muiraquitãs)といわれる湖はこの村にあります。ムイラキタンとはインディオのお守りで幸運を運ぶとされているものですが、その緑色の石はここでできるといわれています。湖はV字型で頂点の部分がタパジョス川についています。真っ白な砂浜があらわれる時期にはこの湖はタパジョス川から切り離されますが、水の多い時期には川と一体化しています。

 9月の第2週に行なわれるサイレー祭りはパラー州第2の盛大な祭りとして多くの観光客を集め賑わいます。

タパジョス森林国立公園(FLONA)


Foto: Geraldo Ramos

 タパジョス森林国立公園は頭文字をとってFLONAとよばれます。サンタレンからタパジョス川を船でさかのぼったところにあります。陸路からも行けます。

 FLONAは広さおよそ60万ヘクタールの自然公園で、大部分がうっそうと繁った熱帯林です。園内には数々の熱帯アマゾンの木々やアマゾン固有のさまざまな昆虫、鳥、動物が観察できます。タパジョス川べりには美しい白い砂浜があります。南部には水路や小川が縦横無尽に流れ、ところどころに滝を見ることもできます。園内の住民は従来からの地元の文化を受けつぎながら生活しています。タパジョス地方の名産品、わら細工の土産物もつくっています。

ベルテーラ(Belterra)


Foto: João Vital-SECTAM

 サンタレンから南に50キロのベルテーラには1930年代に栄えた米国フォード社のゴム園があり、現在はエコツーリズムのプログラムとして観光客に公開されています。
 ゴム園は1928年に北米へのゴムの輸出のために設立されました。園内はアメリカの田舎町のつくりで往時をしのばせます。ゴム博物館もあります
米国を彷彿させるホテルもあります。


モンテ・アレグレ (Monte Alegre)


 アマゾン川沿いのモンテ・アレグレは人口約8万人。謎多き自然の遺跡に囲まれた、アマゾンでもっとも古い町のひとつです。ここでは岩山、洞窟、滝がたのしめます。温泉も出ます。岩壁や洞窟内には1万2千年前にこの地にあった文明の遺跡である壁画が見られます。長い年月の間に風雨が形作った奇妙な形の岩もそびえています。
 この地には日系移民の家族も多く住んでいます。